4月 22
”Cruise Bicycle + Cafe”代表の友村氏による、MASTERのレビューをチェック
東京文京区の自転車ショップCruise Bicycle + Cafeの代表の友村氏。
同ショップではDURCUS ONEはもちろん様々なスポーツ車を販売。
車体の特性を引き出すカスタムなど定評があり、遠方から訪れるユーザーも多い実力派ショップです。
今回はショップオーナーで且つピスト好きなメカニックな友村氏に現在の愛車であるMASTERに関してレビューを頂きました。
ぜひご覧ください。
・自己紹介をお願いします。
友村武志、44歳です。自転車店を経営しています。
元々、シンプルな見た目のピストが好きで一番最初はPOS(パナソニック社のオーダーシステム)で競輪用のNJSフレームをフルオーダーして乗っていました。
そして次は太いアルミのフレームに乗りたくて、以前のモデル(第二世代)のMASTERを購入。
その頃は毎日通勤など乗ってましたね。
このMASTERには結構長いこと乗っていました。
それからしばらくピストには乗ってなかったのですが、去年この新しいモデルのMASTERが出て単純にかっこいいなと。
現在乗っている車とほぼ同色のガンメタというカラーもポイント。
あと自分は身長が186cmあるので自分に合うサイズが出ていたのもMASTERを選んだ理由です。
漕いでバンっと前に出る感じは変わらずで気に入っているところです。
あとはフロントフォークがカーボンになったからか手に伝わる振動もかなり軽減されてます。
これは以前のモデルから大幅に変わったところだと思います。
通勤は片道15キロあるんでこの快適性は嬉しいですね!
あとはMASTERに限らずピストに乗るのが久しぶりで細いタイヤでショートホイールベースで最初は怖かったです。
まあすぐに勘を取り戻しました。それ以外に特に悪い点はないかなと。パーツもダイレクトクランクを使っているからBB剛性も上がってねじれもなくなってますね。
ダウンチューブも影響しているのか良い感じです。
昔は色々カスタムしたけどこのMASTERはこれくらいのカスタムですね。
ディープリムとかを昔は入れてましたが、漕ぎ出しが重くなるのと横風の影響などありますよね。
今はこのくらいのリムが自然で良いですね。
走りに大きく影響するタイヤは自分の拘りで変えました。
それと腰が悪いのでサスペンション機能があるシートポストに変更しています。
あとはDURCUS ONEのDOUBLE CABLEにうちのオリジナルのパラコードアウターを組み合わせてますね。
フリーギアも付属して選択できますが、自分は固定コグを装着しています。
MASTERはすごいシンプル。
マイナスの美学ではないけど、多くを足さない感じ。
DURCUS ONE全体に言えることですけどロゴとかカラーも。
多分ピスト初心者の人が乗っても乗りやすいですね。
変な癖もないし、その辺はやっぱりショップをやっている中でお客様にも勧めやすいですね。
あとは選んだ理由でも触れましたが、単純にかっこいい、やはりこれが大切だと思います。
今回は長年様々な自転車を取り扱ってきた目線から感じたお話を聞くことができました。
私たちは日々開発を行い製品を世に送り出していますが、一つの製品を年単位で使ってくれるユーザーさんの貴重なレビューでした。
製品に関してのご質問などございましたら、お気軽にコンタクトフォームからご連絡下さい。