9月 10
BMXライダー大霜優馬のバイクをチェック!
BMXライダーの大霜 優馬。
フレームをRAW FRAMEのMATT ARMY GREENに乗せ換えたとの事で、カスタムしたところやRAWの魅力についてレビューして貰いました。
是非レビューをご覧ください。
・自己紹介をお願いします。
大霜優馬です!歳は今年で23歳になります。
普段はBMXの代理店ZEN DISTRIBUTIONでアルバイトをしながら、夜は福生の自転車屋Explorer Bike Shopでバーテンしてます。
・BMXを始めたきっかけを教えてください。
5歳くらいの時に、両親がマウンテンバイクを僕に与えたかったそうなんですが、背が足りず、お店の人に勧めて貰ったのがBMXでした。
はじめはレースをやっていて、小学校4年生くらいの時に練習場所を求めてスケートパークに行きだして、今に至ります。
・RAWに関して、3年半のテストを共にしてきましたが、こだわりのポイントなどはありますか?
ジオメトリに関して、トップチューブ、チェーンステイの長さと、ボトムブラケットの高さは特に強いこだわりです。
20.3と短めのトップチューブを設けたのは、自分の様に背の低い方や中高生の人でも乗りやすい自転車が欲しいと思ったからです。
海外ブランドだと、トップチューブの長いモデルが多く(実際に海外の人の方が背も高いですし、)自分が中学生のころにだいぶ悩んだところでしたので。
チェーンステイに関しては、BMXを始めて誰もが憧れるであろうバニーホップなどのアクションを練習する際に、基本となるフロントアップがしやすくなるように現在のトレンドでもある短め(12.9~13.38)を採用しました。
同時に、ボトムブラケットを低めに設計することでクイックな動きになりすぎないフレームを考えました。
このRAWはパーツの移植もしやすいように規格を最近のトレンドに合わせているので、組み換えはしやすいですね。
カスタマイズにもたくさんチャレンジしてほしいなと思っています。
・今回、カスタムした箇所を教えてください。
基本的には前に乗っていた白フレームで使ったパーツを移植する形で組み上げました。
ずっとこだわっているのは、重心を出来るだけ下げて走りたいので、低めのハンドルと逆さ付けのステムでセッティングしています。
身体に近いほうが、ジャンプとかする時にプッシュし易いんですよね。
背も高くないので、自分に合った高さのハンドルを探して、色々試して、今は8.1インチに落ち着きました。
自分はドイツのパーツブランドEclat BMXのライダーでもあるので、大半のパーツはEclatで構成してます。
デザインも品質もとても良いブランドなので、サポートをしてもらう前から大好きなブランドです。
Eclatのパーツは全部好きなんですが、ここ数年は後ろブレーキを付けてライディングしていて、ブレーキセッティングで毎晩、苦戦したり喜んだりしてます。
この調整する時間にハマっていたりもします。ハマりすぎて、たまに時間を忘れてしまいます。
今回のカスタムしたところで一番気に入っているのは、フレームペイントを頼んだところです。
アーティストの進藤穂野香さんに絵を描いてもらいました。
快く引き受けて頂いて、世界に一台しかないRAWが出来て、とてもうれしいです。
高校生の頃から乗り続けていますが、常にライダーからのフィードバックを受けて進化し続けている日本のバイクブランドです。
BMX以外の車種展開もあって、東京のストリートで必要とされている物を追い続けています。
僕も乗っているRAWは、BMXに乗り始めてみたい人から、乗り続けているライダーまで、色んな人に親しんでもらえるBMXだと思います!
この先も、一緒に成長出来たら嬉しいです。
Photo by hikarufunyu
今回はBMXライダー大霜優馬から自身のこだわりを聞くことができました。
このバイクで約2週間の海外遠征を終えて帰国した大霜ですが、この先の活動にも注目です。
製品に関してのご質問などございましたら、お気軽にコンタクトフォームからご連絡下さい。