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初めてのBMX選び・・チェーンステーサイズ編

先日、NEWSページでアップしました初めてのBMX選び・・トップチューブサイズ編に続き、チェーンステーのサイズ(長)について記載します。
初めてのBMXを選ぶ際、トップチューブのサイズ(長)が一番の基準となりますが、次に基準となるのがこのチェーンステーのサイズ。

どのメーカーもチェーンステー長と記載されていますがパイプの長さではなく、BB(ボトムブラケット)の中心からリヤホイールの軸の中心までの距離を意味しています。
下の画像で示している部分がチェーンステーのサイズです。

チェーンステーのサイズはトップチューブのサイズの様に体型にも左右されますが、乗り方に合わせ選ぶ場合がほとんどです。
さて、チェーンステーのサイズはどの様に選んだら良いのか考えてみましょう。

まず、近年のトレンドとして、チェーンステーのサイズは12.5″(317.5mm)〜14.25″(362mm)程のフレームがあります。
MOTOのフレームの場合、12.9″(327.5mm)〜13.38″(339.8mm)となっています。
標準設定は、13.1″(332.7mm)です。
※チェーンステーのサイズに◯◯”〜◯◯”と記載がありますが、調整幅を意味しています。

チェーンステーのサイズが短いと動きがクイックになり、テクニカルに技をするライディングスタイルに向いています。

逆にチェーンステーのサイズが長くなると安定性が増し、ジャンプやスピードを出すライディングスタイルに向いています。

考え方的にはリヤホイールの軸を中心とし、BBの中心の軌道を円に例えてみると簡単です。
※ここでは、BMXの基本動作となるフロントリフト(前上げ)を考えてみます。

◆チェーンステーのサイズが短いと
フロントを上げる際、小さい円を描き距離が短い為、少ない動作での体重移動でフロントが持ち上がります。
反面、マニュアル等一定の位置でバランスを取る場合、バランスを取りやすい範囲が少なくなります。

◆チェーンステーのサイズが長いと
フロントを上げる際、大きい円を描き距離が長い為、フロントを持ち上げる為に大きな動作での体重移動が必要になります。
反面、マニュアル等一定の位置でバランスを取る場合、バランスを取りやすい範囲が多くなります。

もちろん、そのフレームの基本となる乗り味を決めるのはトップチューブのサイズ・チェーンステーのサイズ以外に、BBハイト(ボトムブラケットの高さ)や、シートチューブの角度、ヘッドチューブの角度も重要なポイントです。
しかし、今回はその影響を無視して基本的な事のみ記載しました。

解る人には各部の数字を見るだけで、そのフレームの乗り味やコンセプトなんかが何となく解ってしまうものなのです。

最終的には、プロショップでアドバイスを受けてから購入する事をオススメします。

DURCUS ONEのMOTOは様々なライディングスタイルを想定し、設計されています。
近年のトレンドに合わせチェーンステーのサイズを短めに設定し、BBハイトを11.5″と低めに設定する事により安定性と操作性を融合しました。
DURCUS ONEのBMXライダー大霜 優馬 (YUMA)のライディングを見た事のある方は、彼がストリート・パーク・ダートライディング等、幅広く楽しんでいる事をご存知のはず。

BMXを始めてみたい・ひとまず乗ってみたいという方、是非DURCUS ONEのMOTOを検討してみてください。

Category: DURCUS ONE BMX, PRODUCTS

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